借金返済のために車を売る必要はあるの?
借金返済が苦しくなって返済金を準備できない状態になってしまうと、自分の手元にある「売れるもの」を必死で探すことがあります。売って一番大きな収入となるもののなかには「車」が該当していて、手放すべきかどうか悩む方も少なくありません。
住んでいるエリアに車以外の交通網がたくさんある方は、車を手放しても日々の生活に支障がないため売ってしまおうと考える人も多いでしょう。特に結婚していない方は、子どもの送迎手段や家族サービスで使用する機会もないので、早々に売ってしまう方も多いと推測されます。
地方にいくとそうはいきません。車以外の交通手段があったとしても、数時間に1本2本といった少なさで動く交通機関が多いからです。また、食品スーパーや学校・職場といった教育機関に車でいかなければならず、生活には必要不可欠なものになってきます。
借金返済のために車を売る必要があるかどうはか、それぞれの生活のなかにどれだけ重要性があるかによっても変わってくるということです。
車を売ることができれば、車の車種や走行距離・乗車年数や内装外装の汚れや傷の状態によって査定される金額が変わってきます。いくらで売れるのかもその車によって大きくことなるでしょう。売っても全く手元に残らないような場合もありますので、まずは車買取店などへ査定してもらうことが先決です。
今は査定だけなら無料で行なってくれるところも多いので、借金を抱えている方でも安心して依頼することができるようになっています。また、車にローンが残っていても売ることが可能かどうかは、可能な場合と不可能な場合に分けられます。以下で詳しく解説していきましょう。
車のローンが残っていても売れるのかどうか
ローンが残っていても車が売れる条件は、「所有者名が自分の名義かどうか」になります。所有者がローン会社の名義であったりする場合には、あなたが乗っているとしても完全にあなたのものではないため、売却はできません。
ローンがあっても車が売れる場合には、次のようなケースがあります。一つ目は、売った車の金額がローンの残金を超えた金額になった場合です。売った金額で残りのローンを払い、残りは手元に戻ることになります。人気の車種や年式の新しさなども売却金額に大きく反映されるでしょう。また、メンテナンスを定期的に行なっていれば少しでもいい査定が付く場合があります。
査定額が低いと自分の財布からお金を足してローンの残金を払うことは可能ですが、そんなお金があるのであれば借金を返した方が良くなってしまいます。車のローンが残っている場合には、査定額がローン残金を超える場合のみ有効になるということを覚えておきましょう。
しかしながら、車を売ることで手元に残るお金が、借金返済の完済近くに迫る金額になるかどうかは難しいことが多いです。自家用車を何台も所有していて、1台減っても生活に支障がないようであれば「売る」という選択をしてしまうかもしれませんが、一般的にはローン残金と同じ程度の査定額になるか、ローン残金より少ないケースの方が多くなります。
まずは、自分の車を高く売るために査定は必須になるでしょう。1社だけではなく何社にも査定をお願いして一番高い金額のところにお願いするようにしましょう。少しでも査定金額を上げてもらえるように、車内の清掃やニオイ取り・洗車してピカピカにしておくことも全くの無駄にはなりません。
日頃のお手入れがしっかりしていれば、いざという時に売却するにしても高価買取してもらえるチャンスが巡ってきます。
また、車を含めて何かを手放すことばかりを考えず、仕事を増やして収入源をつくることも大切になってきます。少しでも早い完済ができるようにしたいものです。
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